風が吹き抜ける。
風が運んでくるのは、大地を撃つ雷の音、振り下ろされる剣の音。
誰かの、叫び声。
ああ、どうして。
今までこの風は優しい音しか運んでこなかったのに。
どうして。

赤い視界

——ふと、わたしを呼ぶ声が聞こえた。
誰かが誰かを労る声も聞こえた。
それはとても優しい音。
……絶望なんてしない。わたしには、まだ守るものがあるから。

*     *     *     *     *

前世のミンミン。絶賛捏造キャンペーン中です(意味不明)。
戦争真っ最中なので、心身ともに結構ズタボロ、冠もどこかに吹っ飛んでる、ということで。
2のオープニングにある「龍神伝説」の一節(大地を撃つ聖なる雷は……ってやつ)が好きなのですが、
その光景を目の当たりにしてるミンミンは、平然としていられるのかと思って。
もちろん平然とはしていられないけども守るものがある以上は負けない、
みたいなのがとりあえず私のイメージ。